6月 012013
木津店です。
5月の文庫新刊から特におすすめを2点。
まずは「煌夜祭」。
ここ十八諸島で、冬至の夜、語り部たちが語り明かす「煌夜祭」。今年も人と魔物の恐ろしくも美しい物語が語られる。読者驚愕のデビュー作、ついに文庫化!→出版社のページ
古くは本屋大賞2007でも投票した魂のおすすめ作品。何度もプッシュして参りましたが文庫化に際してもう一度プッシュします。抜群の舞台設定と抜群の構成力で、ページを繰る手が止まらないとはまさにこのこと。最上級に「よくできた話」だと思います。
もう一冊は「旅のグ」。
おだんご頭(?)の女の子「グ」が旅したおかしなアジアのおかしな旅行記漫画。問答無用・説明不要の面白さ。デビュー作、初の文庫化!→出版社のページ
いわゆるコミックエッセイ、旅部門の本。けったいな関西ベースで世界(アジア)を描く傑作。山田木材経営団地も登場したりする京都ネタの本も負けずにおすすめ。「旅のグ2」は6月新刊です。