ただいま木津店では4コマ漫画を熱く取り上げております。店頭は担当スタッフが精魂込めて作っておりますのでお任せして、こちらでは自信を持ってオススメできる古今の作品を紹介して参ります。第5回は小池恵子さんの「うちは寿!」です。
出版社情報によりますと1巻の内容は
能天気、グータラ、器用貧乏、乙女心、イケメン鑑賞、妄想……おめでたーい家族です♪
http://www.takeshobo.co.jp/book_d/shohin/2030501
となっております。さすがにこの内容紹介は改善したほうが良いのでは、と思います。
それはさておき、小池恵子さんの4コマを読むと他とは違う何かをよく感じます。推測するに、既存の4コマにあまり接することなく4コマを描いている感じ?で、その結果として独特な自由奔放さがあるように思います。適当なことを書きましたが、普段からそんなことを考えて読んでいるわけでもなくて、私はそんな感覚で楽しんでいます。
最後に、さすがに上記説明では作品がよくわからない気がするのでもう半歩分だけ説明を加えてみると、ファンキーなおばあちゃん(80)と働き者だが家事がダメな大黒柱長女(32)とクールな女子高生次女(17)と結構直球な小学生長男(7)が織りなす家族4コマ、です。「能天気、グータラ、器用貧乏、乙女心、イケメン鑑賞、妄想」が誰に該当するかは読んでのお楽しみ。「おめでたーい」のは鶴千亀万的な名前から。
ただいま木津店では4コマ漫画を熱く取り上げております。店頭は担当スタッフが精魂込めて作っておりますのでお任せして、こちらでは自信を持ってオススメできる古今の作品を紹介して参ります。第4回は秋月りすさんの「OL進化論」です。
出版社情報によりますと1巻の内容説明は
あなたの会社の社長も読んでいる…!?ビジネス書でも、社会学の本でもありません。いわゆるただの4コマ漫画です。とある会社の総務課を舞台に繰り広げられるOLたちの華麗なる?日常。
となっております。
この先4コマ史が編纂されることがあるなら、秋月りすさんの登場は避けては通れぬ出来事だと思われます。個人的にもこんなに面白くて、女性が描いていて(当時は女性作家比率は現在よりはるかに低かったと思う)、しかもそれが「モーニング」から登場したという点だけで衝撃倍増でした。わかってもらえる自身はありませんが、お馬さんの世界で例えるならテスコボーイ的存在というイメージです。初期の頃から小見出しの使い方が抜群に素敵なのと、男性を見る目が優しい、ということは書いておきたいと思います。あと奈良在住というのもポイント高いです。木津店は住所は京都でも商圏は奈良寄りですし。